不安障害とは

不安な状態が異常に高まるなどして、日常生活に支障をきたしている状態です。このなかには、パニック障害、社交不安障害、全般性不安障害などがあります。

パニック障害

パニック障害は、とくにはっきりとした前触れがないのに、ある日突然、パニック発作(めまい、動悸など)が起こってしまいます。パニック発作が怖く、特定の場所や乗り物を避けるようになる(予期不安)、外出できなくなる、行動範囲が制限される(広場恐怖)など、日常生活に支障をきたすようになります。

社交不安障害

社交不安障害は、人前に出ることで非常に強い不安感と身体症状(発汗や震え、息苦しさなど)が現れてしまいます。これにより、人前に出ることを極端に避けるようになります。

全般性不安障害

全般性不安障害は、日々の様々な活動や出来事について、自分ではコントロールできないほど過剰な不安や心配が生じてしまい、この状態が通常はほぼ毎日、しかも長い期間にわたって続きます。強い不安、イライラ、疲労感、集中力の低下を感じて日々の対応が困難になります。